○一人旅に見るもうひとりの自分とは
以前一人旅について書きました。
何が好きか、どういう気構えかなど、長々書いてしまい、収拾がつかなくなってしまいましたが^_^;
今日は、一人旅をしているときこんな感覚があるということを
将来の自分にのこす為にも、書いてみます。
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極端に言えば
一人旅において、一番自分にとって価値があるのは「自身の変化」を強く見せつけられる点です。
旅の中で私は、一言でいえば常に「目の前で起きることすべてに価値がある」と感じています。
対して日々の私は、極端に人の目を気にし
「あなたにこれをする資格はない」
「思った通り、失敗した」
「誰も味方につかないよ」
と文字にすれば驚くほどのマイナス思考を持ちます。
そして何より、時間が過ぎていることを何とも思わないのです。
経験、発見、探究という行為に対する意欲を失ってしまうのです。
…
勿体ないという感覚
自信
衝動
利己的思考
好奇心
すべて目の前に起きることを受け入れようとする覚悟
体力
などといったものが突然空から降ったように私の中に生まれ、
まるでなにかの監視から抜けたように
自然と次の目的地を探し始めるのです。
本当に不思議な変化です。
なぜ今日ここに書いたかといえば、旅中の感覚を再認識したかったからです。
実はいまでこそこうも感じられるようになった私も、
それまでは消極的で控えめだといつも多方面の先生方に心配されるこどもでした。
だから逆に、一人になる場へ放り込まれなければならなかったのでしょう。
誰かが見つけてくれる場所から、気を抜けば忘れられてしまい兼ねない場所へ。
その結果私は、自分の存在や感覚を認知すべく
行動するという選択に至りました。
努力などはなく、自然に。
ですから私の一人旅は計画性が低く、好きな場所を見つけたから明日も来ようと、
「明日行く場所は今日次第」というような形がよいようです。
旅は私にとって「生存確認」です。
もっとも自分に縁がないと思っていた場所で
自分の可能性を信じることができた
という話でした。